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日焼け予防の基礎知識と焼けてしまった時の対処法!

今の季節特に気を付けたい紫外線。
今回は紫外線対策と日焼け後のアフターケアについてお伝えいたします。

紫外線の種類について

紫外線にはA波、B波、C波があります。
C波はオゾン層に吸収され、地上には届かないとされています。

B波は、肌が赤くなる“サンバーン”やシミ・ソバカスの主な原因になります。

A波は、肌が黒くなる“サンタン”の原因になります。さらに肌の奥の真皮まで届いてコラーゲンを変性させ、シワやたるみ、シミといった光老化の主な原因となっています。
波長の長いA波は、雲や窓ガラスを通過するため特に注意が必要です。

紫外線が強いのは暑くなる7月~9月頃とよく思われがちですが特に紫外線対策を怠ってはいけないピークは4月~9月と言われています。
肌の老化原因の80%は紫外線と言われていますので、しっかり対策をとりましょう!
晴れの日はもちろんですが雨の日にも紫外線は降り注いでいるので注意しなければいけません。

そこで、ご存知の方も多いかと思いますがSPFとPAの違いについて。

SPF・・・UVBからの防御効果を示す量。1~50まで。

      SPF1=20分といわれています。

『SPF25』で8時間、『SPF50』で16時間といわれますが、これは平均的な日射量で計算した値なので、天気やいる場所によって前後します。

PA・・・UVAからの防御効果を示す量。3段階表示。

PA+ = UVA波の防止効果がある

PA++ = UVA波の防止効果がかなりある

PA+++ = UVA波の防止効果が非常にある

数値が高いほど肌への負担も多くなるので平日オフィスワークが中心の方であれば、『SPF25 PA++』くらいで十分だと思います。

ただ、レジャーなどで1日屋外にいるような日は『SPF30以上PA+++ 』を塗るなど、状況や環境によって塗る日焼け止めを使い分けられるとベストです!また日焼け止めはこまめに塗り直すのも必要です!
特に1日屋外にいる日などは2時間~3時間おきに塗り直しましょう!
そして、重要なのはムラなく塗ること。なので丁寧に塗ることを心がけましょう!

また日焼け止めのみの使用でもメイクと同じ油性の汚れになりますので必ずクレンジング剤を使用して日焼け止めがお肌に残らないようにしましょうね。

そしてどんなに気を付けていても焼けてしまった!という時の対処法ですがまずは冷やしましょう!
日焼けはやけどの一種と考えられている為、冷やしてあげることが何よりも大切です。
冷たいシャワーで日焼けしてしまった箇所を冷やしたり、冷タオルや保冷剤をくるんだ濡れタオルで念入りに冷やしてあげましょう。

そして冷やした後はしっかり保湿を!
保湿力の高い化粧水と乳液で十分に保湿して肌に潤いを与えてあげましょう。
夏は化粧水を冷蔵庫に入れて冷やしておくのもおすすめです。肌への水分補給とともに冷やすことも同時に出来ます。
また、気を付けたいのが日焼け後は肌がデリケートな状態になっているためコットンの摩擦が刺激になってしまうこともあるので手でやさしく包み込むように保湿をしてあげてください。
ローションパックやシートパックでの保湿もおすすめです!

ひとつ注意したいのが美白化粧品の使用についてです。
美白化粧品に含まれるビタミンCをはじめとした美白成分は日焼け直後の弱った肌には刺激になりやすいので1~2日後のほてりがおさまってからの使用をおすすめします。

内側からもケアを!ということでビタミンCやターンオーバーを促進するビタミンA・Eを含むサプリメントや食品も積極的に摂りましょう。
・ビタミンC(ブロッコリー、ピーマンなどの緑黄色野菜、いちごやキウイ、オレンジなど柑橘系)
・ビタミンA(トマト、にんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜)
・ビタミンE(アボカド、ナッツ、モロヘイヤなど)

いかがでしたでしょうか?まずは日焼けをしないということが大切ですがもし日焼けしてしまった時は上記を参考にしてみてください。
スキンケアはとにかくシンプルを意識して数日は敏感肌向けのアイテムを使用して肌状態を戻していきましょう。

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